世界をぜんぶあげるよ

にゃんごろぴっぴっぴヾ(*ΦωΦ)ノ

ちーえむふつかめ

今日はちーえむのSSA2日目に行ってきました。



内容はかなり長くなります。読むなら覚悟してね。


でも100記事目にこれをかけて良かったなあと思っています。


昨日と全く同じセトリ、同じパフォーマンス。MCは下ネタ控えめ(カメラあったので)

むしろ奈々ちゃんいない分と下ネタ少ない分ステージの派手さは落ちていたのでは?と思った。



でも結局泣いてしまった。しかも別に貴重曲でもなく、いつものイントロでの演説→夜明け前で。あとlight my fireで。


どっちもライブでは定番だし、別に曲初めて聴いたわけでもなんでもなく、むしろ夜明け前なんかまぁた夜明け前でライブ本編しめてやがるぜ!!飽きたぜ!と思うほどだった。



だからこそぼんやり、今までのことを考えていたらふと涙が出ていた。


SEEDが始まったのが、あれ?いつだ?まだ小学生の時だから、そうかー2002年だ。

えーってことはもうT.M.Revolutionを好きになって15年?え、嘘…まさかそんなはずが…



こんなことを考えていた。


15年前もT.M.Revolutionとして、同じ声で歌い、パフォーマンスしてステージに立っていた。


そしてそれから15年後も変わらないT.M.Revolutionとして、むしろ当時より上手くなってこうして夜明け前を、lmfを歌っている。


それって凄いなあと。昨今、活動休止したり解散したり、もう歌は出さずにバラエティで稼いだり…アーティストの活動が終わってしまうことが多くある。とっても悲しいなあと思うけど、逆に息の長いバンド、アーティストたちもいる。


その息の長いアーティストの1人をこうやって好きになれたわけだし、自分も飽きずに長く応援していられた。それが、彼の言葉を借りると「この場にいることの奇跡」なのだなあと実感して、自然と涙が溢れ出てきた。応援して良かったし、ずっとステージに立ち続けてくれてありがとう。素直にそう思っていた。



T.M.Revolutionを好きになる前、大して音楽にも興味がなかったし(今の私を知る人は絶対嘘だと思うけど)誰の前でも優等生キャラだった私は、むしろ自分ですすんでそういうキャラを演じようとしていた所があった。演じていなければならないと思っていた。だから流行りのアイドルや、音楽、ドラマなんかも興味ないふりをしていた。


そこでふと友達の影響で種のアニメをみた。アニメなんてもうその年じゃ見るものでもないと思っていたし、つまらないだろうと思ったが、何となくみてみると思っていた薄っぺらい内容じゃなく、出てくるロボットの動きも凄く綺麗で(種の作画なんかかなりネタになってるし今見ると微妙だけど当時の私にはとっても高画質ですごく滑らかに動くアニメにみえた)とっても衝撃を受けた。何かと平成ガンダムの中でも叩かれる種だが私の中では初めてみたロボアニメだしとっても大好きな作品なのである!叩かれてるけど!




まぁ、そこで主題歌を歌っていたのが西川ちゃんなわけですよ。


作品も好きだったし、好きな作品のオープニングを歌ってる人を好きにならないはずが無い。というかね、衝撃だったんですよ。アニメって間にCMあるでしょ?それで主題歌のCDのCMとかやるじゃん。もちろんinvokeもやってたよ。CMってPVの一部流れるじゃない。なんかめっちゃ髪ボサボサのお兄ちゃんが歌ってるのよね。全然目元ってか顔わからんくらい髪ボサボサだし世界観もよく分からんしなんだこれ!!!ってなった。PVってこんなのなのか?普通?って。そこからとりあえずCDを買った。どんな人なんだろうって興味をもった。他にもCDを出していると知りそれを買ったり、ラジオもレギュラーでやっていると知りそれを聞いたり、FCに入ったりライブに行ったり…とずぶずぶでした。



いやーーー今ならちょっと気になるアーティストがいたら、スマホでググってすぐウィキをみて、こんな曲出してるんだーって知れるし、iTunesで検索すればどんな曲なんだろうって簡単に試聴出来るじゃない?昔はほんとそんなの無かったからね。試聴なんてそんな簡単に出来なかったの!アルバムのタイトルでどんなCDか、曲タイトルでどんな曲か想像するしか無かったんですよ!!わたしもT.M.RevolutionがどんなCD出してるか、どんなグループ?アーティスト?なのか、誰がメンバーなのか?(まぁ1人なんだけど)家のパソコンで調べてたし。しかも今と違ってネットなんてめっちゃ遅いからね。カクカクですよ!カクカク!とにかくたくさんたくさんしらべたの!!もーーー!わたしはがんばってしらべたの!!!!!!




知ってる!?!?今や、CD買おう!!とかそんなキャンペーンしてるけど、逆に昔レーベルゲートCDとかあったの!誰も買わねーよ!ってなるじゃん?負の遺産!!!音質が落ちるって大ちゃん(浅倉大介)が反対してたやつ!!セブンスヘブンの時代がそれで、なんなら北欧版の方が音質いいとか情報仕入れたからがんばって買ったんだからね!!!!ばーか!!!なんだよいつの間にか廃れやがって!iTunesで音質いいセブンスヘブン配信されてんじゃねーか!!!



まぁそれはいいんだけどね。まぁ調べだしたら止まらないわたしは(そういう所がオタク気質よね)とにかく何にでも手を出した。流行りの音楽に興味ないって体は続けてたけど(学校でT.M.Revolution好きなのは隠してた)実はめっちゃ詳しくなってたからね、その頃には。CDも新譜は予約して買って、旧譜は中古で買って集めてそれこそ歌詞全部暗記するほどに聴いた。ピアノとかはやってたけど音楽の専門知識なんてほとんど無いし、何もわからない素人だけど曲を聴いてて楽しい気持ちになった。歌詞が何かわからないけど良かった。声が良かった。歌が上手いと思った。


とにかくT.M.Revolutionがどんどん好きになっていった。


T.M.Revolutionを好きになって、同時に西川貴教のおしゃべりも好きになった。

そこは西川貴教のANNを聞き始めたから。T.M.Revolution=西川貴教って分かるのにも結構かかったなあ。浅倉大介を足してのT.M.Revolutionかと思っていた。



ANNは夜中1時〜3時まで生でやるんだけど、当然ね、小学生が起きていられる訳もなく、そして今みたいにネットで後から配信とかもあるわけでもなくね、MDに録音するんですよ、ラジオを。今じゃもう有り得ないよねーこんなの。とにかく聞きたくて聞きたくて、初めてMDコンポを買ってもらってね、がんばって毎週録音してましたよ。とにかくね、内容が面白かったの。ほんっとトークが上手くて、この人歌が上手いだけじゃなくてトークもすごいんだーって感動したね。関西弁も聞き慣れないから新鮮だったし。というか私がきいていた時西川ちゃん32歳(デビューは26)だよ!?昔はハイパー大人に見えてたけど今考えるとまだまだ若い普通のお兄ちゃんやん…

33歳になった時も「もう西川ちゃんしゃんじゅうしゃんしゃい!」とか言ってたのよ…今やもう…


15年の歳月ってすごいね。



まーだから毎週月曜日が楽しみで楽しみで楽しみで、未だにラジオの内容もハガキ職人の名前も覚えてる。どの企画も面白かった記憶しかないなあ。

たまにこっそり親の目を盗んでがんばって夜更かしして聞いたりもしたね。生募集のお便りも送ったりして。それが楽しくて楽しくてね。生できけた時の楽しさったらなかったなあ。もうラジオを生で聞けているって事実が嬉しすぎてどんなちょっとした西川ちゃんの話にもケラケラ笑っていた気がする。

そこからラジオを聞くのも好きになったなあ。



でもそんな大好きなラジオもある時改編期を乗り切らず終わりましてね。ほんと終了宣言出されたあの8月は生きる希望を失って毎日泣いてました。学校で辛いことがあったときも挫けそうな時も西川のラジオに救われていたと言っても過言じゃなかったから。

ラジオの改編期って4月10月なので、西川ちゃんのラジオは9月末週で終わりだったんですね。ちょうどその時8/17にvestige発売して、ラジオ終了宣言してから毎週プロモーションとしてこの曲かけてたんですよね。わたしはもうこれがラジオの終焉を歌ってるように聴こえて辛くて辛くて…一時期vestige嫌いすらあったな。まぁ今は大丈夫だけど、今聴いてもvestigeはあの時のことを思い出しますね。


そしてそのANN最終回、流れたのがlightmyfireだったんですね。西川貴教のANNはかなり続いてたラジオだったんですけどその時期ナイナイのANNが終わったり西川ちやんの盟友土屋礼央のANNが終わったりしてて割とテコ入れ時期だったんでしょうね。

かなり惜しまれてた最終回だったし、その時はわたしも生で聴いていて、号泣していたし、西川ちゃんもかなり泣いてました。


今考えてみると改編期でラジオが終わるのは普通のことなのですがこの西川貴教のANNは私の中で当時かなり大きい存在だったんですね。



当時最後の言葉として、この西川貴教のANNは赤信号になってしまうけど、終わりじゃない。またいつから青信号になったらその時はみんなでまた笑ってラジオしよう。みたいな感じの長い手紙がANNホームページに掲載されたのを覚えています。




まーそんな重々しい感じにしといて、翌年の正月1回だけあっさり復活するんですけどねwwwww

ちょうど初代アンカバ出したのでそのプロモーションも兼ねて。




まぁそんな感じでlmfを聴くとね、やっぱりラジオのこと、最終回のこと思い出しちゃいますね。でっかい会場でいい感じの演出されちゃうとほろっとなります。なんなら今回もANN復活してたしニッポン放送から花きてたしね!その時点でじーんとなってたよわしゃ。



T.M.Revolutionの曲って井上秋緒さんが作詞してるんですけど、たまに西川ちゃん作詞の曲もあるんですよね。


lmfもそうだしfragileとか群情とか。そういう曲はほんと彼の思いの丈が詞になってて、かなり心揺さぶられる曲になっています。

変わってく世界と取り残される自分がいて、でもそこでも足掻いて足掻き続けて自分の夢の場所へその先へ行きたい、そんな歌詞が多いです。


特に群情はねー、全然曲も派手じゃないし、アコギだしかなりシンプルな曲なのね。T.M.Revolutionらしい曲調でもないですが大好きです。


とにかく歌詞がよくて、辛くて辛くてどうしようもない時に何度も何度も聴いて何度もこの歌詞を呟いて、この歌詞に、この曲に、西川ちゃんの声に助けられました。


曲に感動したとか、助けられたとか今じゃあんまり無いけど(あ、嘘嘘!愛の星とか感動したわ)当時多感な時期でしたので本当にすっと心に入ってきましてねこの曲。

自分を肯定してくれているかのような歌詞に、何度もこの曲で泣いて救われました。



今思えば、西川ちゃんも人生で辛いことはたくさんあっただろうし、そんな辛さを知ってる彼だからこそ書けた歌詞なのかもしれないですね。変わる世界と取り残される(それに焦る)自分、それでも羽ばたいてやる、夢を叶えてやる、なんて西川ちゃんらしいですよね。


その言葉が同じく辛かった当時の自分に刺さったんだと思います。

この歌詞の中に、「いつか夢の誘うその先へ」「響け夢の誘うその先へ」「届け夢の交わるあと先へ」って言葉があります(じゃすらっく)

今日の公演で「こんなになってもまだまだ夢を見続けるバカ。それが俺だ!」と西川ちゃんが言ってましたけど、その一言でこの歌詞を思い出してました。本当にいつまでもいつまでも変わらないでいてくれるその姿を見れて、ここに来れて良かったなあと思った一番の瞬間でした。






こんなふうに、辛い時に助けてもらったお礼にお金を払ってアーティスト活動を応援したいって気持ちも15年好きでい続けられた理由の一つなのかもしれません。




まぁでもそんな私も、初めてバサラタイアップ決まった時はよかったね!!!初のゲーム作品タイアップ!!!(Zipsは数えないこととする)と喜んだもののその後バサラ女子に媚びるがごとくバサラバサラバサラとバサラ1色になっていき少し熱が冷めました。オタクによくある変化を受け入れられない頭のかたさですね。古参ぶる奴ほんと乙です。


そしてとある事情で大学入ってからライブに全然行けない時期がありましてそこも相まってfcをやめました。


でもCDはちゃんと3枚ずつ買ってましたよ。といってもあの時期そんなに出してないけども。



まぁでも今はまたこうしてライブも自由に行けてますからね(訳:fc入り直しました)

それで大好きなアーティストの21年目のデビュー日をお祝い出来て、間近で見れて、なんて最高なんでしょうね。



そんな1日でした。

セトリ一緒じゃんもう〜〜!とか奈々ちゃんいないwwwとか好き勝手色々言いましたが結局まんまと泣かされて帰ってきました。くそぉ!いいライブじゃんかもう!!

また心揺さぶる熱いライブをして欲しいですね。また行きます。


いつまでも、いい意味で変わらないパフォーマンスをしてくれるT.M.Revolutionをこれからも応援します。