ちかん
今日久しぶりにエロゲー批評空間を見る用件がありまして、懐かしく思いながら感想を適当にみておりました。
そこの感想のなかで、文体はかなり独特だけどボキャブラリーに富んでてかなりわかりやすい感想がありました。
割と長文だったんですけど、評価してるポイントもずれることなく、かつただ叩くだけでなく、例えや他作品との比較を用いて読み手が文章のみでピンときやすいように工夫されててとっても読みやすかったです。
文章ってただ自分の知識を振りかざして、難解な語彙を並べるだけだと読み手を遠のかせるし、逆に自分の知的レベルが低いと単なるアホ丸出しの文章になっちゃうから難しいですよね。
自分もこんな文章が書けるようになりたいなぁとただただ憧れましたね。
今や一般人が自分の文章やイラストを発表する場所がかなり身近なものとなり、表現することがより自由に簡単になったのではないかと思います。
例え趣味でも、表現することを趣味にすると他人の評価がモチベーションに直結すると思うのでこういう場所が身近になったのはとってもいい事だとわたしは思います。
別に恥ずかしいことでも笑うべきことでもなんでもなく、人間は社会の中で生きているので、誰しもが常に他人と自分を比べているし「他人に認められる」ということを欲しています。
わたしも例外じゃなく、趣味としてやっているコスプレもこのブログも、もちろん自分自身で楽しんでいる部分もあれど、誰かに見られたら評価されたらいいなと思ってやっています。
とか何とか和やかなことを書いてたら痴漢されました。
続き書く気力うせたのとめっちゃ腹立つので怒りをぶつけていこうとおもいます。
ことわっておくと自分は別に可愛いわけでも、特別美しい体をしているわけでもありません。
なんならすっぴんだし、服も適当でした。
別に可愛いから、いい体してるから触られるわけじゃないんです。
ちょうどそこに尻があるかないかです。
おっぱいは人の視界に入りやすいので狙われにくいです。ただ尻は手の甲が当たっただけ、カバンが当たったと言い訳しやすいしとっても狙われやすいです。
ちなみに、触られる側からすればそれが手なのかカバンなのか、わざとなのか間違ったのかなんてすぐ分かります。
今日触られたのはお尻でした。私の乗っていた電車は、ちょうど遅延でかなり満員だったのでみんな乗るのを控えるなか、その人は無理やり乗ってきたし、なんか体勢も変だったのでおかしいな?とは思っていました。
きっとこの時からロックオンされていたのだと思います。
少し経つと、さわっさわっと尻に手が伸びてきました。
最初は言い訳できる程度にしか触りません。触られた側からすると、あれ?触れたかな?
程度の感触で、さっさっと撫でる程度です。
ですが、ふつーに考えていままで何も当たらなかった尻に手が当たること自体有り得ないので、ここで痴漢だと確信します。
男からするとこれで動かれたり、睨まれたりするか、どんな女なのかリアクションで確認するのです。
そしてリアクション確認が終わると今度は本格的に手が伸びてきます。まず、お尻のラインを確認するように触ってきて服の構造、標的を確認します。そして、いけるならスカートやズボンの中に侵入します。
今日はお尻のラインを確認している時に捕まえました。相手はテンプレの「カバンが当たった」言い訳をしてきましたが、カバンがあんなに動くわけないだろっていうのと、掴んでいるのはあなたの手なのだが、というまぁ色々なツッコミは置いといてそこから口論となりました。
しかしちょうどそのまま駅についてしまい、手を振り切られ、逃走されました。
車内でも駅でもめちゃくちゃ声は出しましたが協力してくれる人は一切現れず、もちろんわたしも追いつけず結局クソ野郎にも逃げられてしまいました。
まぁ傍からみたら、私の見た目的にもブスの癖に触られるのか?こいつ冤罪の金目的の女なのでは?とか色々思うことがあったのかもしれませんが、それが1番悲しかったです。
痴漢された事実よりも、その後追いかけてそれでも逃げられた方が悲しいし、とっても悔しく感じます。
想像しにくいかもしれませんが、財布をスられて後から気づくより、ひったくりにあって追いかけたけど周りの協力もなく犯人も捕まえられなかった方が悔しさがでかいと言ったら想像つくでしょうか。
あっちは尻も触れて逃げられてハッピーな1日を過ごせるかもですが、わたしは尻も触られるわ、全力疾走するわ、誰にも見向きもされないわ、踏んだり蹴ったりです。今日一日やり切れない思いで過ごさなければなりません。
今回は昼の急な遅延で満員になっていたので、女性専用車両のない時間帯でした。というか、女性専用車両なんてなんの抑止力にもなっていない気がします。
いま何かと痴漢冤罪、線路立ち入りと痴漢に関する話題が多いですがまさか自分が直面することになるとは…
痴漢は別に初めてされた訳じゃないですけど、追っかけて捕まえられなかったのは初めてなのでめちゃくちゃ悔しいです。
女性の脚じゃ私じゃなくても(ヒールを履いていたり走れる服じゃなかったりして)男には追いつけないし、突き飛ばされたら叶わないし、咄嗟のことなので触られた側も大して頭も回らないから今思えばもっとこうすれば…とか考えられるけどその時に知恵の回ることは出来ません。
もちろん私みたいに声出す人が多数じゃないし、色々な理由で声を出せない人もたくさんいると思います。
だから痴漢ってとってもハードルの低い、やりやすい犯罪だと思います。
物的証拠もない、そもそもばれないかもしれない、最悪逃げ切れる、その上タダで女のケツが触れます。
ただ、これはされた側からの主観的な話なので男性側からしたら、痴漢に間違えられたらどうしようという不安を抱えているかもしれません。
でも、痴漢に「間違える」ということは有り得ません。本当に混んでてただ手が体に当たるのと、故意に触っているのでは感触が違います。
まぁつまり、痴漢に仕立てあげられるか、本当にしているかのどちらかです。
ただ、そこがとっても難しいところですよね。周りからしたら、騒いでいても冤罪にみえるかもしれないし、そもそも関わったらめんどくさいし、なにも手出ししない方がいいと思うかも知れません。
ただ、今回誰も耳を貸してくれなかったのはとっても悲しいです。
痴漢されたこと自体よりその人を逃がして捕まえられなかったこと、自分の機転のきかなさ(写真撮ればよかった)、そして周りが誰も見向きもしなかったことがとっても悲しかったです。
なんかラッキーなことおこんないかな…はあ